しゅくさい
ヘミングウェイの『移動祝祭日』
- 作者: アーネストヘミングウェイ,Ernest Hemingway,高見浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/01/28
- メディア: 文庫
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「もし、きみが、幸運にも、
青年時代にパリに住んだとすれば、
きみが残りの人生をどこで過ごそうとも、
パリはきみについてまわる。
なぜならパリは移動祝祭日だからだ。」
冒頭のこの書き出しの時点で
この本のおもしろさがわかる気がする。
手にとって読んでなかった自分に反省会した。
若きヘミングウェイがすごした巴里の日々。
どんなことを巴里で考え、感じていたか。
割合偏屈というか人を嫌うたちというか。
この人そばにいるとやっかいかも・・とも思う。
今も名を残す画家や作家たちの名前も多く登場する。
あの「失われた世代」についても。
いいなー。
なんか。
うらやましいな。
そういうの。
とか思ってしまった。