しゅくさい

ヘミングウェイの『移動祝祭日』

移動祝祭日 (新潮文庫)

移動祝祭日 (新潮文庫)



「もし、きみが、幸運にも、
青年時代にパリに住んだとすれば、
きみが残りの人生をどこで過ごそうとも、
パリはきみについてまわる。
なぜならパリは移動祝祭日だからだ。」


冒頭のこの書き出しの時点で
この本のおもしろさがわかる気がする。
手にとって読んでなかった自分に反省会した。



若きヘミングウェイがすごした巴里の日々。
どんなことを巴里で考え、感じていたか。


割合偏屈というか人を嫌うたちというか。
この人そばにいるとやっかいかも・・とも思う。


今も名を残す画家や作家たちの名前も多く登場する。
あの「失われた世代」についても。


いいなー。
なんか。
うらやましいな。
そういうの。
とか思ってしまった。