だれかと

富士丸のブログ、以前は毎日のように見ていたのに
いつしかまったく見なくなっていた。


図書館でふらっと手にとって「なつかしい」などと思いつつ
電車の中でいっきに読んだ。

ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離 (小学館文庫)

ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離 (小学館文庫)


その後家に帰ってブログを見て富士丸がもういないことを知った。
穴沢賢の「死なせてしまいました」の言葉。
泣いた。


先日ともだちたちとペットを飼うことと、
その死への向き合い方について話していて、
わたしはもう2度と何かを飼おうと思わないと言った。
一緒に過ごした日々が楽しければ楽しかっただけ、
つらくて痛くてもっと何かやれたかもしれないと思って
さびしくて仕方がなくなるから。



この本に出会わなければよかったのに・・とも思った。