おう

「ユビュ 知られざるルオーの素顔」展。
ルオーの『ユビュおやじの再生』に焦点をあてた展示。
アット汐留。


監視の目を盗んであめを
みんなで食べるばばあたち(あえて汚い言葉を)。
ほんっとどなろうかと思った。
しかも会場をあとにする時「ルオーって何人?」って。


なにしにきたんだろう。。


ジャリの『ユビュ王』のユビュの使用権を得たヴァラールが
アフリカ版ユビュの制作にあたりルオーと契約を結んで、
ルオーがいろいろ制作(ざっくり)。


ジャリのユビュとは全く異なるストーリーなのだけど、
ルオーの挿絵も別にストーリにそったものでもなくて
割と自由黒人が白人になったり、白人が黒人になったり。


《クルトゥール(文化)という野獣》がいちばん面白かった。
あんま関係ないんだけど
「クルトゥール」だからドイツ語で。
鳥が眼鏡をかけて本を読んででいかにもインテリぶってるの。
第一次世界大戦時の敵国のドイツの事を皮肉っているのだけど
「文化が野獣」っていうのがすごい。


でもやっぱ最後の部屋の宗教画のとこが好き。