なかゆびたててる

マンレイ展みてるあいだにオルセーの列は解消。


知ってる?展覧会タイトル。
オルセー美術館展2010 「ポスト印象派
モネ、セザンヌゴッホゴーギャン、ルソー、
傑作絵画115点、空前絶後
・・・ぱねぇ!!
空前絶後!わらう!


すぐにはいれたけど会場内もぱねぇ!!


人がすごすぎて笑う。
一瞬ライブ会場と錯覚。
さながらモッシュピット。


会場内の章立てももはや意味不明。
ルソーとロートレックは1人。
ゴッホゴーギャンとセット。
ドニとボナールはあっちこっちの章に顔を出す。
イズムで紹介されるのもいれば
「内面へのまなざし」っていきなり。
わかるよ。わかるけどさ。
もういいよ。ルソーがいるなら!


ルソー!ルソー!ルソー!
ルソー2点のためだけに!
あの環境は正直絵を見るために良いとは言えないけど
人の流れをぶったぎりつつすっごいみた。


《戦争》のサーベルを持つ手がおかしいばっかりに
ライクアなかゆびたててる。
ピンクの雲。
煙が固い。
馬が馬であって馬でない。


最高!!!


その他どうでもいいやって思ったけど
いざとなるとやっぱ見たい絵はたくさんあって。


《紫の波》もはや意味がわからなくてとてもよかったなー。
あとゴーギャンの自画像はやっぱもってかれる。ふてぶてしい!
モローは孤高ってかんじだった。浮いてたよ。あの中で。
その浮き具合が神々しくてもう。
あとドニの《セザンヌ礼賛》。

なんかなんだかんだ見ちゃったんだ。


美術館閉館の時間になっても人があふれかえってる展覧会なんて
わたしはじめてみた。
もう二度とごめんだ。