しゅうでん

フジモトマサル終電車ならとっくに行ってしまった』

終電車ならとっくに行ってしまった

終電車ならとっくに行ってしまった


フジモトマサルの絵に漂う間が好きなのだけど、
文章もなんだからたゆたう感じというか、
なにげないのだけどもはや私たちが通常使う事は無いような
久方ぶりに出会う言葉をあちらこちらで使用していて、
でもそれが妙に心を落ち着かせる。


心が沈みっぱなしで困っているのは相かわらずなのだけど、
それを受け入れるしかない状況で、
表面的には怠惰にならずに、
でも心はひっそりとこういう本を眺めて暮らしてる。
っていう毎日も今は仕方がないのかもしれないと思った。


元気にはならない。
でも現状を受け止めるきもちは生まれた。