やく

ブッツァーティを褒めといてなんなのだけど。


翻訳って自分でしてみてその大変さをつくづく実感していて。


どうしたって訳していくうちに自分自身がそこにはいりこむ。


だからきっと『神を見た犬』にもブッツァーティのほかに
もう1人の人物が忍び込んでいる。


だとしたらその人はなんて偉大な書き手なんだろうと思った。